三門をくぐると目の前に石の階段が見えてきます。この階段が菩提梯(読み方:ぼだいてい)です。菩提梯は、高低差104mもある階段で、287段あります。菩提とは、煩悩(ぼんのう)を断ち切って悟りの境地に達することをいい、菩提梯には、悟り(さとり)に至る梯(きざはし)の意味が込められています。一番短いコース三門から久遠寺境内へ行くのに一番距離が短いルートになりますが、一番急な斜面(階段)を上ることになりま...
身延山久遠寺境内へ行くルート記事一覧
三門をくぐって見えてくる菩提梯のすぐ右脇にある坂が男坂です。男坂は、菩提梯のような階段ではなく山道になっています。男坂の入口には「男坂」の立札があるのですぐわかるでしょう。久遠寺境内(本堂前)へ行くまでにかかる時間男坂を上りきると本堂の前に出ます。位置的には菩提梯の上りきったところと同じところに出ることになります。久遠寺境内まで、ゆっくり歩いて20分くらい、のんびり歩けば25分くらいといったところ...
三門をくぐると菩提梯が見えますが、その菩提梯の右側、90度くらい右に入口がある山道が女坂です。赤い小さな橋を通っていく道が女坂になります。久遠寺境内(甘露門側)へ行くのにかかる時間男坂よりも山道はなだらかと言われますが、久遠寺境内に行くまでには結構距離があります。女坂を上りきると甘露門に到着します。おおよそ20分くらいで甘露門に到着できると思いますが、ゆっくり歩いた場合は、25分くらいかかると思い...
斜行エレベーターは、せいしん駐車場から久遠寺境内がある山の中腹までをつなぐ斜めに動くエレベーターで、2009年に完成しました。エレベーターは2機あります。行き(久遠寺境内への上り)斜行エレベーターはせいしん駐車場の奥にあります。駐車場から久遠寺境内のほう(山のほう)を向かって見て、右側の奥になります。山の斜面を見ると、斜行エレベーターのレールも見えますし、ゴンドラのような箱が動いているのですぐわか...
身延山久遠寺へ行く方法にはいろいろルートがありますが、「乗合タクシー」を使うと、ほとんど歩かずに久遠寺境内まで行くことができます。乗合タクシーとは、門前町の山梨交通バス駐車場から久遠寺境内付近までを走っているタクシーのことです。三門側から久遠寺本堂裏までを走る西谷線と、甘露門前までを走る東谷線があります。「タクシー」という名前になっていますが、バスの停留所のように、乗車・降車できる場所が決まってい...